ロジビズ :月刊ロジスティックビジネス

2016年2月号

    2016年02月号
     
      Cover Story
   
特集物流企業番付《平成28年版》

16

 

【解説】国際物流拡大を成長の原動力に
 物流業売上高上位2千社を対象に、直近3カ年の業績から各社の競争力を評価した。その結果、ランキングの上位には、荷動き回復で業績が好転したフォワーダーや、海外進出に積極的な物流企業が並んだ。海外に強い会社が伸びている。国内組ではドライバー不足を反映し、輸送キャリアやモーダルシフト関連が健闘した。

●総合ランキングトップ50社

●当期利益(単独)上位100社


注目企業─トップが語る強さの秘訣

22  

【第6位】 Q配サービス 長坂昌浩 社長
──軽トラの需要は拡大を続けている
 全国52カ所に拠点を展開。軽トラックの個人事業主や軽貨物運送事業者と契約を結び、約3500台を運用している。持ち込み車両による荷主の専属便としての配送業務のほか受注や集金も行う。従来のBtoBからネットスーパーや買い物代行などのBtoCに領域を拡大している。

 

24  

【第7位】 フジトランス コーポレーション 系井辰夫 社長
──自動車メーカーの期待を裏切らない
 自動車メーカーのニーズを取りこぼさず、内航海運から陸上輸送、倉庫運営、さらには海外物流へと業務領域を広げることで増収を続けてきた。連結売上高は1千億円が目前に迫っている。新たに進出したインドネシア、フィリピン、ミャンマーにおける事業基盤構築を当面の重点課題に位置付ける。

 

26  

【第12位】 宇徳 喜多澤 昇 社長
──重量物輸送で「世界のUTOC」へ
 2015年3月期業績は過去最高を記録。収益面は中期経営目標を5年前倒しで達成した。引き続きけん引役となるプラント輸送では、東南アジア市場を深耕して海外展開を加速させる。課題である国内一般物流の立て直しでは、潤沢な内部留保を活用したM&Aも視野に生粋の3PLプレーヤーへ育て上げる構えだ。

 

28  

【第13位】 ダイワコーポレーション 曽根和光 社長
──即断即決で市況の変化に先手を打つ
 営業倉庫とサブリース事業を収益の2本柱としている。20期連続の増収を達成し、売上高は100億円を超えた。先行投資で物件を確保し、物流事業者間のネットワークを生かした低コスト運営で荷主を増やしている。今年1月には定温市場に本格参入した。

 

30  

【第15位】 アルプス物流 臼居 賢 社長
──海外の成長をエンジンに業績を拡大
 過去最高の連結売上高を更新した。成長の源泉は海外。主力である電子部品物流の海外比率は4割を超える見通しだ。中国の安定成長に加え、今後の伸びが期待されるASEANやメキシコでの展開をさらに加速させる。国内はアウトソーシング需要の取り込みによって伸長を図る。

 

32  

【第27位】 福岡運輸 富永泰輔 社長
──地道な改善こそ事業規模拡大の礎
 日本で初めて国産冷凍車を走らせた食品定温物流のパイオニアだ。冷凍冷蔵倉庫を全国の要所に配置し、コールドチェーンの品質向上へ熱心に取り組んできたことが荷主企業に評価され、業績を伸ばしている。再編が続く食品定温物流業界で単独の生き残りを図るため、地道な改善を事業規模拡大の礎とする方針だ。

 

34  

【第47位】 東陽倉庫 武藤正春 社長
──複数の峰を持つ『八ヶ岳型』の成長戦略
 3PL、国際物流、不動産事業の拡大を重点方針に据え、異なる事業領域の同時成長戦略を推進している。国内物流はセンター業務などを含む3PLが好調で、首都圏への進出も加速。新規参入の医薬品物流も堅調な伸びを見せる。国際はアジアの成長を取り込むべく、輸出入に加えて海外倉庫事業も開始している。

 

36  

【Date】
●総合ランキング50音別索引
●売上高(単独)上位500社
●グループ売上高 上位50社
●総合ランキング 上位500社


        Key Person
  6  

「いよいよモーダルシフトが始まった」

JR貨物 田村修二 社長

 長期的なトレンドが転換した。鉄道貨物輸送量の減少が底を打ち、前年比プラスが続いている。輸送機関別分担率も上昇している。トラック需給の逼迫で、鉄道貨物の利用が長距離帯から中距離帯に広がってきた。トラックから鉄道へのモーダルシフトがついに始まった。

 

        Case Studies
 
58
 

ワークマン〈SCM〉

調達の8割に「買い取り型VMI」を適用

中国の物流園区では3PL主導型で運用


  62
 
リコーロジスティクス〈物流拠点〉

“止めない物流”でオフィス通販支援

作業動線最適化し生産性38%向上


  66
 

メキシコ産アボカドのグローバルSCM〈海外論文〉

 メキシコではアボカドの輸出量が急増している。「パッカー」と呼ばれる中間流通会社が、生産者と海外の小売業の間に入って需給調整機能を果たし、収穫から納品に至るグローバルロジスティクスを管理している。メキシコ政府の政策も、アボカドのサプライチェーンにおける取引費用の削減に一役買っている。

 

        Columns
 
70
 

物流企業の値段《特別編》

2015年9月期中間

物流企業決算ランキング

 

  74
 
海外トレンド報告【News】

《欧米&アジア編》CMA-CGMがシンガポールのNOL買収
《中国編》中遠集団と中海集団が事業再編で合意書締結


  78
 
NEWS ROOM

【ロジビズ最前線】

日野自動車(後編)/エコ配

【ニュースルーム特別編】

物流不動産のキーパーソンに聞く《第4回》

 レッドウッド・グループ、野村不動産

注目情報 CBREの2016年市場見通し

主要企業・団体の年頭所感


  88  
湯浅和夫の物流コンサル道場

《第165回》〜温故知新編 第46回〜

問屋VS物流業者

 

  92  
奥村宏の判断学《第165回》

大学の危機を突破する途


  94  
佐高信のメディア批評

就職面接で母校の名前を冷笑されると

安倍首相の後輩から怒りの抗議声明

 

  96  
物流指標を読む《第86回》

トラック事業者の撤退に歯止め掛からず

日通総合研究所 佐藤信洋


  98  
事例で学ぶ現場改善《第155回》

繊維メーカーV社の付加価値物流構築

日本ロジファクトリー 青木正一 代表

  102  

The International Society of Logistics

国際ロジスティクス学会[SOLE]日本支部報告
グローバルプロジェクトはなぜ失敗に終わるのか

 

  106  
新連載 サプライチェーン解剖

《第1回》インディテックス(ZARA)

“アパレル版トヨタ方式”のそろばん勘定

上野善信 金沢工業大大学院 教授

 

        Information
 

 

 

CLIP BOARD

 
52
 

GLPが物流戦略フォーラム開催

 
56
 

都市圏交通計画協が「望ましい物流」で提言と手引書公表

 /JUIDAがドローン安全規制の改正航空法で緊急セミナー
 
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みずほ銀行産業調査部が2016年度の物流市場予測リポート

 
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「ウェアラブルEXPO」で村田機械などが物流業界向け新製品 出展

 
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国交省2審議会が今後の物流施策方向性で答申

 /ヤマトがLINEと連携し宅配便サービス拡充

 

 

 

 

DATA BANK

 
111
 

国土交通月例経済(国土交通省)

 

114

 

主要記事索引

  118   編集後記
 
119
  広告索引

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